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| 高血圧症患者の海外高所登山の注意について |
| Q.9 高血圧患者様の登山 |
2006/04/29 谷口和佳 さん |
| 私は製薬会社に勤め、開業医さんを中心に回っている営業の者です。突然の投稿で失礼致します。
さて、担当先の診療所様より表題の件にてご質問を頂きました。日本山岳協会へ問い合わせさせて頂いたところ、こちらをご紹介頂きましたので投稿させて頂いております。 先生が診ておられる患者様で高血圧の患者様がいらっしゃるそうなんですが、今度ネパールの4000M以上の山へ登山に行かれるとの事。既往歴等は存じ上げておりませんが、一般的にそういった患者様が通常通り降圧薬を服用して、そのような高い山へ上っても大丈夫かとご質問頂きました。 また、医療委員会様で推奨している降圧薬等もあれば教えて頂けますと光栄でございます。 ちなみに弊社の文献検索では高山病予防、肺水腫改善などに対する降圧薬の文献は出て参りましたが、登山者における血圧コントロールについては検索できませんでした…。 何卒ご回答の程よろしくお願い致します。 |
| A.9 |
| 一般的なことを先ずお話ししますと、過去にいわゆる脳卒中発作を起こした人、最近一過性脳虚血性発作を起こした人、心臓が大きく心不全を起こしたことがある、食事や体重のコントロールをして降圧薬を使っているが血圧のコントロールが悪い方、このような人には登山をしてはいけないと指導しています。ただ、この患者さんは、国内で山登りをしておられるかたでしょうから、先ず問題ないと思われます。 初めての外国の山ということでストレスは当然大きいでしょうから、高度に慣れるためにも十分時間的な余裕を持って行くよう、お勧めします。 血圧は高所でいつもより上昇しますが、数日で元に戻りますので急性高山病の症状がなければ心配ありません。 高い所では普段の登山とくらべて脱水になりやすいので、十分な水分摂取が必要です。利尿降圧薬を服用している場合は特に気をつけて下さい。 薬は患者さんそれぞれで、 case by case ですから、主治医が出してくださっているものを続けていればよく、特に日本山岳会医療委員会が推奨している薬はありません。 以上、性・年齢や登山歴、既往歴などが分かりませんので、あくまで一般的なことを書きました。何かありましたらまたご連絡を下さい。 |
(日本山岳会医療委員会 堀井昌子) |
| Q.9-1 高血圧患者様の登山回答 |
2006/05/03 谷口和佳 さん |
| 堀井様 早速のご回答ありがとうございます。 早速担当先の先生へ御回答を持参させて頂きたいと思います。 日本山岳会医療委員会様の益々のご発展をお望み申し上げます…。 |
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